torii sakiko



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息子を園に送って行ったら先生も生徒もいつもの半数いないくらいで驚いた。お盆週は希望により出欠自由なので息子に関しては適当に二日だけ「夏休み、ってことで」と申請したのだけど、理由なく一週間休ませても良いみたいだ。でもまあ今日もお米を買いに来る方がいて他にも注文が入っているし、明日もお米のお客様、明後日は盆祭りでカバー曲ばかり演奏の仕事があるから息子には園に行ってもらえると大変助かる。園に行かせずなるべく家で見た方が良い面もあるのだろうけれど、今年はこうなったのでこれで、来年は本人に希望を聞いて親の予定も調整しようと思う。何事もやってみなくては、通過してみなくては勝手がわからない。昨日は手絞りでのワイン作りが三年目三度目で、はじめの年二人で(子守しながらだけれど)二日間かかっていた作業を(子二人子守りしながら)五時間に短縮できた。通過してみて工夫しての繰り返しを一年に一度しかないことは一年おきにやるのだから、コツを掴むまでに相当の時間がかかるし時間をかけただけの何かがある。そうしているうちに我が家のスタンダードを確立できたら心の動揺も少なくなり幸せだろうと思う。

いたずら盛りの息子の寝顔を見ても可愛いと思えず悩んでるいたのだけど、保育園に着いて自転車の陰で目線を合わせてニヤリと笑ったらデレデレしていて久々に可愛いかった。歌も自分も家族も仕事も、その在り方のスタンダードを掴むまでが大変でもあり楽しい瞬間でもあると、忘れてはいけないなと反省した。
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我が家に子猫が加わった。石黒由紀子さん風に言えばこの後輩猫は先輩猫のうにと同様に立派な捨て猫で、市内で拾って困っている方から譲り受け我が家にやって来た。名前はキナコ、おそらくメスだと思う。縁あってまた黒猫で、我が家には先輩猫のうにと、生まれたばかりのキナコと、大きさは違えどそっくりな黒い猫が二匹になった。
娘は畑でミニトマトをつまみながら遊ぶことを覚え、息子は釣りや花火で夏を満喫している。私は桜座でのライブが予想外の(いや、これは、失礼な言い方かもしれないが水曜開催だったのに)盛況に終わったお陰で子猫と先輩猫の心と子ども二人の世話に没頭できている。
暑さが続き草はぐんぐん伸びて作業は追いついていないけれど、ありがたいことや楽しいことが次々にある夏になっている。乗り越えなければいけない色々も、もちろんたくさんあるけれど、キナコを世話していると今しかないこの時を意識されられ嵐のように過ぎ去る毎日を少しでも楽しくとらえようという気になる。そういう風に思っているところに放送作家の友人が「井上ひさしの小説を読んで改めて感動した!」と言っていた。泣くのは嫌だ笑っちゃおう!進め〜!の井上ひさしだ。(これまたテレビ観ず良く知りもせず失礼だが)ひょっこりはんなんて言っている場合ではない。ひょっこりひょうたん島のあの精神を思い出す良いきっかけになった。
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