torii sakiko



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車の運転ができるようになった。大学一年の夏に免許を取得してから早十何年、スーパーペーパーゴールド免許だったのがやっと乗る気になって、だんだんと自信もついてきた。車の運転は不思議で、これさえ出来れば何処へでも行けるような気になって他のことにまで「できる!できる!」の気持ちを植え付けてくる。
洗濯を干しながら曲を考えつつ土鍋で米を炊きながらたたみ終えていない乾いた洗濯をたたみつつ餅米を浸水させて昼食の支度をしながら機械で餅つき二回!できる!できる!と思って始めたら、餅つき一回目が終わる頃に娘の愚図りが激しくなり、餅つき機の中で餅がぐるぐる回っているし鍋の中で昼食の白菜が煮えたぎっているし、シコブアルキは再生途中でたたみ途中の服は猫に崩されているし娘のイタズラでミカン他が床に転がっているしで、娘を抱いたら何にも手が出せなくなり家の外で糀用の米を蒸している夫に頼らざるを得なくなった。眠い様子の娘を寝かしつけ、戻ったら昼食がほとんど出来上がっていて「予定、詰め込みすぎ。」と注意された。過信だった。
そういえば先日夕飯前につまらなさそ〜うにしている息子に「ごめんね!お母さん家事ばっかりしててつまんないよね!」と話しかけたらしばらく考えて「うーーんと、うーーんと、つまる!!!」と返ってきた。こちらが詰め込みすぎでも詰まってくれているのは結構だけれど、変な気を使わせるより詰め込み過ぎない方が良いのかも。
昨日から息子の保育園が再開し、ようやくいつも通りの落ち着きを取り戻している。落ち着く時間が無ければこの日記までたどり着かないのが現状だけれど、長い休みのうちに色々なことを楽しませようと決意していたので様々挑戦できた。藁からのしめ縄作り、補助輪をつけて自転車、初めての観覧車、初めての(お年玉で)買い物、息子は全てを楽しんでくれたようで、昨日は保育園で(泣いているお友達につられて)寂しさから大泣きしたそうだ。良かったと思う。娘は兄がずっと家にいるものだから休まらない日々だったのか、昨日は朝8時まで寝ていたのに10時から昼寝していた。毎年恒例の夫の叔父さんからもらうおせちは人数に合わせて大きくなっていて有り難かった。数えなら今年は二人とも七五三なので着物を合わせてみたり(娘はピンク色が似合わないので被布の色は変更かなあ…)、片道4時間への挑戦で帰省してみたり(子連れの長距離移動は本当に苦手。)、将来につながるいくつかのことも出来たような気がする。私は何事にも気負いしてしまうところがあり、不安でイライラしたり、全て投げ出すどころか失敗を恐れて何もやらないで解決なんてことも多かったけれど、正月に子供二人に鶏三羽猫二匹がそれぞれ楽しそうに過ごしているのを見て、数が多くなり思うようにはまとめられないけれどこれで良い気がした。許容範囲をもっと広げられる年にしたい。来年の正月に鶏が何羽増えているか、楽しみ。
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義父が住んでいる家のお隣さんから注文をいただいて米を配達したところ、偶然か必然か義父に会い、息子にクリスマスプレゼントをあげたいのだけど何が良いかと聞かれた。
「サンタさんから何もらう?」
「えっとねーゾウさんとキリンさん!」
と、いつ何度聞いてもゾウさんとキリンさんなので困った。動物園へ連れて行ってもらうのもひとつだけれど、何かもう少し義父の負担が軽いものはないかと思い
「ゾウさんもキリンさんも大き過ぎておうちに入らないよ、どうしようか?」
「あ、わかった!おっきいおうちつくろう!」
と言われた。親の完敗かと思ったが、知人からいただいた子供用自転車をとても気に入って
「じてんしゃでねーゾウさんとキリンさんにてがみあげるのー」と言うので
「じゃあ一人で自転車に乗られるように補助輪を買ってもらおう!」と提案したら
「ガソリン!やったー!」と大喜びしていた。
というわけで義父には補助輪の購入と、娘を忘れているようだったので「この子もプレゼントがほしいのでピンク系のシールをください!」と頼んだ。息子はサンタさんやプレゼントを意識できるようになり初めてのクリスマス、わたしも何かできることはないかと今更考えている。