torii sakiko



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夕日を見に行きましょうか、と泣き止まない息子を抱いて、高台に登りヤギとウグイスの鳴き声を背に山に沈む光を浴びたらとても良い気持ちになりました。
そろそろ、演奏再開できるかもしれません。
4th album「見つめる女」について


およそ二年前に作っていた曲が今になってCDになり発売されます。こんなことをもう何年もやっているのにまたしても発売される頃になって自身は飽きてしまっているのです。誰しも今日より明日の方が成長しているはずなので当たり前のことかもしれませんが、それでもまあ前回までに比べるとある過程の完成形として良く出来たと思います。ギターと歌だけを、ただそのまま収録した高音質のライブのような13曲、渋谷さんと(ブースは別で録りましたが)「せーの!」で演奏した2曲が収められています。単なる偶然ですが高田渡さんが亡くなり10年の節目に、渡さんのレパートリーから2曲歌っています。(音楽雑誌「雲遊天下」高田渡特集の裏表紙がわたしのCDの宣伝になっています。)
装丁はレコード会社の方に任せきりでしたが美しく作っていただきました。本当は自身の写真を表紙にし詩集にCDを付ける形を希望していたのですが、妊娠中で写真に耐えられる容姿でなかったことと大人の都合でこのような形になりました。(次作に余裕があれば本にしたいと考えています。)
単なる主婦となり頼りない母親となった現在の新たな過程の一歩手前、ひょんなことからセレブな街成城に住み落胆してしまった独身時代の楽曲たちです。静かな環境でお酒でも飲みながら聴いていただきたいです。